衆院選で圧倒的な勝利を収めた自民党ではありますが、面白い(?)事に、選挙後に
『自民党の圧勝を喜ぶ人が過半数の一方で、絶対安定多数には不安を感じる人も半数程』
というアンケート調査結果があった。
選挙結果は良かったのか悪かったのかビミョ~。と感じているわけだ。勿論、これには数字のマジックもあって、圧勝を喜んでいて尚且つ絶対多数に不安を持つ人の割合は書かれていない
事になるわけだが、いずれにしても私の身の回りでも、あんな圧勝じゃこれから何するか判らないという不安を抱えている人は結構います。
2大政党っていうのを皆さん望んでいたんでしょうか。
どういう結果であれ、出てしまったものは受け止めないとね。
これ程までに差がつくとは思っていなかったって事ですかね。
確かにこれまでは投票日の一週間前に行われるアンケート調査の結果が、
与党有利とでれば野党が盛り返したし、その逆もまた然り。
なのに今回は有利と報道された方が更にパワーアップしてます。
憲法改正もできちゃいます。
政策重視に持ち込めなかった事が、野党の失敗でしょう。
『郵政民営化は判らないけど、小泉さんの立ち居振る舞いがカッコイイ』と捉えた若者も多いとか。
ああ、できる事ならこれからの半年でいいから小泉さんと入れ替わりたいものだ。
自分の思うように、あたかもゲームでもするかの様に自分の考えで一国を動かせるんだものな~。
さて、今回の選挙で感じたのは、民主党党首の岡田さんの真面目さが一つ。
もう一つは、真面目なだけでは多くの人の心を動かせないという事実。
やっぱり政治家なんていうのは、清濁併せ呑めないと駄目なんですかね。
真面目が取り柄の私には、逆立ちしてもなれない職業だなぁ。
いやはや。
いずれにしても、これまでの価値観では推し量れない選挙像が
見えた事で、今後、それぞれの選挙対策委員長は考え方を改めないと
何度でも泥水を飲まされる事になりますね。
おっと、そんな事はもう頭の切れる人達ですから、要らぬ心配でしたね。
それにしても、無所属で当選した人や新党を立ち上げた人達の
今後の身の振り方が気になります。
今頃はさぞや後悔してるんでしょうねぇ。政局を読みきれなかったと言うより、
有権者の皆さん、そりゃないでしょ! と声に出したいだろうなぁ。