福田新総理の下、閣僚が発表された。
最後まで決まらなかったのが、農林水産大臣。お金の問題で次々と交替
した大臣がこの一年で3人。困った時の若林?この人は絶対白なんでしょ。
誰がどのポストだからどうだとか、そんな高度に政治家をリサーチをして
いるわけじゃないから、これからがどうなるなんて政治展望は分らない。
がしかし、一連のニュースを見ていて感じた事がある。
それは内閣改造の度にニュースの解説として局の政治部の記者がコメント
するのだが、彼らがよく口にする言葉「面白味に欠ける」っていうのが
どうにも気になって仕方が無い。気になるって、要するに私個人としては
止めてもらいたい言葉だ。
日本の政治のしくみとして、閣僚達は国を動かす大きな存在である。不満
や不安が我々庶民に大きくのしかかっている日本で、国政の中心として
頑張ってもらわねばならない人達に、『ウケ』なんて期待してない。
マスコミは記事にする関係で、やれサプライズなんていうものがあった方
が良いのかもしれないが、国民にはそんな考えは無いと思う。
ウケが良いのを必要としているのは選挙対策を考えている政治家サン達も
然り。
ニュースを見ていると人事に関して、競馬や競艇みたいに、予想をして
当たるかどうか楽しんでいるようにすら思えてくる(極端過ぎるけどね)
決まった人事の顔ぶれに対して、今後の政権を担うにあたり期待する事な
んかを、或いは過去の言動から、新大臣の方向性を述べるようにしてもら
いたいんだけどな。
同じ様な切り口で解説されているのを見ていると、政治に対する閉塞感や
失望感もマスコミ関係者には少し曖昧に認識されているんじゃないかと
思う。
もう国民もこれだけ呆れているのだから、見栄えやウケなんてどうでも
いいから、しっかりした政治をやってもらいたい。それだけです!