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学校事情

荒れる小学校と言うと少々違う気がするが、小学生の変化には
驚かされてしまう。例によって夜中にラーメンを食べに行った先
で放送されていた深夜番組で、とある小学校教諭の苦悩を描いて
いた。

 「子供に想いが伝わらない」「どうしていいか分からない」
 
こうした悩みを抱いている先生が教員暦17年のベテラン先生だ。
確かに教室内の風景は先生の注意を聞かない生徒の反発や、
ああ言えば、こう言い返してくるは、言葉の揚げ足を取るはで
本当に小学6年生かと耳を疑うような言葉がポンポン出てくる。

顔は勿論モザイクを入れているので分からないが、まだまだ幼い
顔をしているに違いない。

と、ここで思い出すのが長女の昨年のクラスである。
「教室から出て行け」と言われれば、本当にそのまま帰宅して
しまったり、集団で授業中にトイレに行ったきり帰ってこない
とか、不在の生徒を先生が探しに教室を出ると、今度は残された
児童達の収拾がつかない。

児童と先生の調和が取れないのは当然ながら、それを丸く治め
ようとする子供がいると、凶暴な意識の矛先はその子に向けられ
る有様。

当時の担任の先生も相当な苦労をされていた。ウチではそんな事
初めてだったのだが、番組を見ていたら、まるで同じではないか。



学力の低下などと言うものが叫ばれているが、こうした昔で言う
学級崩壊に近い様な事が日本のあちこちで起きているのでは?
とついつい心配になる。
口のききかたなど、昔ワルと言われた中学生や高校生並である。

そうした行動を取る子供が一見普通の子に見えるのだからねぇ。
保護者会を開いても、問題のある児童の親はまさか自分の子供が
という感じで、悪い原因は先生にあるのではないかと言ったり、
他の子に影響されているのであってと、兎に角悪いのは他人で
あるかのような展開が見受けられる。

先ほどの番組でも卒業時の児童の顔を見ると、どの子がそんな事
を言ったのか、さっぱり判らない。

一説には思考の発達が以前より早いから、昔は中学校で問題視
されていたような事が小学校で起きているらしい。
先生は手を出せない(体罰とされるから)事を承知の上で悪態を
ついているのだから、見ているこちらは、そこまでされても尚
しかれないのはどうなのかとも思う。

問題をごちゃ混ぜにしてはいけない事は重々承知であるが、こう
した状態ですら先生は手を上げてはいけないのだろうか。
昨今の犯罪の低年齢化と教育現場や家庭での躾・教育が無関係
であるとはどうも思えない。言葉や、教える立場の人の行動で示す
内容にも限界があるのではないだろうか。

番組の中では最後には、苦悩していた先生も救われる場面になった
ので多少安堵感はあるが、必ずそうした最後には一筋の光が見え
る展開になるであろうと、思いきれない不安が拭いきれないのも
また事実ではないだろうか。

過保護なあまり、子供が慢心してしまったり、大人をなめている
と考えるのは、極端だろうか?
こうした我が子を溺愛したのが原因であるような子供の発達には
少子化が少なからず影を落としていると思う。
大人が自分に対してあれこれ手を差し伸べる事に慣れてしまい、
自分が世の中の中心であると錯覚してしまうのではないだろうか。
子供同士の世界での上下関係が子供社会のルールとして存在した
なら、自然と身に付く事も多いと思う。

過去4ヶ月連続で前年の出生率を上回ったと言ったところで、
まだまだ二人にも満たないのであるから、少なくとも子供同士で
遊ぶ事が世のルールを学ぶ機会になると期待したい。

可愛い子には、旅をさせよ! ん、この精神だわさ。



21:03 投稿
2006年08月02日 | Comments(6) | Trackback(0) | 家族・教育
コメント
確かに少子化によって、1人当たりの子供へのケアってすごく密度が濃いし、子供が「何でも自分の思い通りになる」→「思い通りにならないと気にくわない」となるのは仕方ないのかもしれませんね。パソコンゲームや塾など単独行動が増えているでしょうから、昔みたいにいろいろな学年の子供達が衝突しながらも翌日になったらまたケロッとして一緒に遊ぶ、なんてこともないのでしょうね。
私の知人に「私は一点豪華主義だから」といって子供を1人だけ産んだ子がいます。私は賛同できないけれど、そういう考え方の女性も多いんですよね。。。
olive URL 2006年08月02日 22:16:36 編集
oliveさんへ
兄弟はいた方が良いと思いますよ。子供同士の会話ってある筈ですし、いくら私のオツムが能天気でも、まるっきり見る番組や会話が同じには出来ません。
兄弟でじゃれあっているのを見ても、一人っ子じゃなくて良かったと思います。

「一点豪華主義」って言うのも言葉のアヤでその知人の方も使われたのでしょうか、少々自己満足の様な気もしますしね。でも、多いんでしょうね、この子に私の全てを…という人。
motasuke URL 2006年08月02日 23:21:12 編集
motasukeさんへ
こんばんは。
とっても難しい問題ですね。
私こんな問題になると話が尽きません。というよりいろいろな考えが自分の頭の中で巡って結局分からなくなってしまうのです。
今の子供達のあの落ち着きのなさ。あれは本当に変です。どうしてあんなに落ち着きがない上に性格が悪いのでしょう。楽することばかり考えています。すぐにしんどいと言います。これは今の社会全体のあり方からきているのではないかと思ってしまいます。親と子、子と子、地域と子、物と子、食と子、そういった子供をとりまく全てに何か原因があるように思います。
ただ一番大切なこと、はっきりしていること、があります。
それは大人(特に親)が良いこと悪いことをはっきり示してやる事が出来ないといけないということです。いけないことをしたときはいけないと怒ることが大切です。虐めでよく虐められる側にも問題があるという人がいます。ああいったものの考え方が事の善悪の判断を混乱させるのです。虐められる側の原因云々ではなく虐めるという行為自体がいけないことだと教えてやらなくてはならない・・・と思うのです。不潔とか太っているとか、あと妬みからくるのとかいろいろあると思います。でもそこで理由を考えること自体が間違っています。「虐め」そのものが絶対いけないことなんです。・・・そう思いません?
あと子供が静かにできないこと・・・これは親のしつけと教師の力量によるところが多いように思います。
・・・・今の子供達、ちゃんと大人になれるのかな。心配です。
くらぴか URL 2006年08月03日 01:29:48 編集
既に第2世代です。
今の子どもたちの崩れは、その親の世代から既に始まっています。大人になりきれなかった子どもが自らの子どもをまた育てきれずにいる時代です。

17年現場にいると「やはり子どもは子ども」という明るい現実と「子どもがおかしい」という厳しい現実との落差が年毎に大きくなっているのを感じずにはいられません。そしてその子どもを何とかしたいと正面から向かっていく時、信じられないような家庭の実態に打ちのめされるのです。教師や学校の情熱だけでは乗り越えられない課題が現場には山積みなのです。

今の教育にはある部分では「原点回帰」をすると同時に、既存の概念を捨てて「新しい枠組み」での手立てを講じていくことが求められています。昔ながらの子育ての知恵や場面を復権させつつも、そこから漏れてしまう中で歪んでいった子どもや家庭に対しては学校は様々な機関とチームを組みながら対処していかなければなりません。一昔前では考えられなかった実態に現場の教師はまだまだついていけないでいるのかもしれません。

私が今抱えている子どもや家庭もそんな課題を持つケースです。毎年担任が疲れ果て、手放していった子と親と格闘中の毎日です。従来の方法論が通用しない世界がそこにはあります。

厳しさと優しさをもって子どもを育てないことは虐待に等しいと感じる今日この頃です。
讃遊亭禅楽 URL 2006年08月03日 21:24:27 編集
くらぴかさんへ
「虐め」そのものがいけない
本当にそうですね。知らぬ間に原因を探してしまう習慣がありますけど、虐めそのものがいけないという事を何の抵抗も無く受け入れられれば素晴らしい事だと思います。

落ち着きが無いというのは、子供らしく走り回って遊ぶ事とは違いますものね。メリハリが無いのは駄目ですね。
幼く甘えたい時期に甘えられないというのがその後に影響しているのかなとも最近家の中で話しています。(あれ、また原因を探していますね)

子は親を映す鏡と言われますけど、子供の行動を嘆く前に子供に影響を与えている私達大人がもっとしっかりしないと、悪い連鎖は止まらないのかもしれませんね。
motasuke URL 2006年08月04日 08:44:09 編集
禅楽さんへ
現場で今と言う現実に直面している方のご意見、有難う御座います。
信じられないような家庭の実態が、本当にゴロゴロしているのでしょうね。我が家が決してそうではないとも言い切れませんから、他人事とは考えずにもう一度考えてみようと思います。
自分でもこの部分は子供に良い影響を及ぼさないな、と省みる事がありますから。

近年の中教審での答申で、制度が変わる事でその対応に苦心する先生達を見ていますと、制度と現場の対応に板挟みになっていて、本来の教育に費やせる時間も労力も減ってしまっている様に感じます。
現場をよく分かるお偉いさんが陣頭指揮をとらないと、日本の将来が本当に危ういものになりますよね。

厳しさと優しさをもって、これからも禅楽さん、頑張ってください!私も出来る限りの事はして行きます!

禅楽さんの様に全国で活躍されている先生がいらっしゃる事が頼もしく感じますが、学校だけではなく、親として私に出来る事も責任を持って望みたいと思います。
motasuke URL 2006年08月04日 09:31:01 編集

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