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どうしても欲しかったんです。ごめんなさい。

今だから言える、ゴメンナサイ。と言えば、んー………

そうだ!思い出しました。スノーボール。ガラス球の中に水が入っていて、逆さまにするとキラキラしたものがゆっくりと落ちていく、アレです。

あれは小学校の時、親戚の家に遊びに行って、初めてそれを見た時に、幻想的な美しさに心惹かれまして、何度も何度も逆さにしては魅入っていました。

記憶では、クリスマスがテーマの様な気がします。小さい家のドアにクリスマス用の飾りがあって、家は雪化粧されています。

その丸い玉は初めて目にするもので、男のくせに飽きもせずにずーっと眺めていたんです。我ながら変な小学生の男子ですね。

でね、親戚の家には遊びに行っていたのですから、当然帰る時間がやってくる訳です。帰らなくてはならない事に気づくまでは、ただ眺めていただけだったんですが、いざ帰る時になると、どうしてもそのスノーボールが欲しくなってしまったんです。

当時から気弱な自分は、欲しいなんてとても言えませんし、従姉妹の姉妹はやさしく遊んでくれていたので大丈夫だったんですが、叔父さんが怖くて、「これ、ちょうだい。」なんてとても言えませんでした。

今考えれば、頂戴とお願いしたところで、人の家の物がそう簡単に手に入る筈がないんですけどね。

まぁ、兎に角、欲しいんだけれど、言えない。でも、両親はもう帰ると言っているし、自分はどうすればいいのか判らず、そのスノーボールを黙って、じ~っと見ているだけだったんです。言うでもなかったので、帰りを急かされた自分は、スノーボールを手にしたまま泣き出してしまったんですね。

そうした自分の気持ちを察した親戚のおばあちゃんか従姉妹のお姉さんかは思い出せませんが、「これが気に入ったのなら、持って行っていいよ。」と言ってくれたんです。

普通スノーボールってお土産として買うものですよね。それを気弱な親戚の子供にくれてしまったんですから、今思えば、本当にゴメンナサイ。です。

その後暫くの間、毎日眺めていた記憶があります。ちょっと情けなく、物凄く申し訳なく、人の優しさにとっても感謝した、今となっては遠い昔の話です。
2005年07月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | つれづれ
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