自分のカテゴリーに「教育」というのがあったのをこのエントリーをする時になって思い出しました。
さて、時事ネタというか、『女王の教室』。見てはみたものの、全然面白くありませんでした。賛否両論らしいが、奇抜な事をやって視聴率を上げるのが狙いのドラマにしか見えない。
一緒に見ていた小学校6年生の娘が「なんかヤダなぁ~」と途中で切り上げました。父も娘に同感です。そういう娘の反応が普通でしょう。
今夜の放送でまだ序盤らしいので、これからの展開なんていうのはどうにでも書き直せるし、全てはここに(後にね)落とす為の布石だったんです。とかを含めて、なんでもありでしょう。
番組の内容は興味が無いので、二度と見ないでしょうが、見ている時に自分が興味をもったのが、子役の演技力でした。
こんなに小さいのにカメラの前でこれだけ演技ができるなんてすごいなぁ。と感心しきりです。
それともう一つ気になったのが、エンディングですね。番組本編があまりにも殺伐としている為、主役の天海祐希に製作側が気をつかったのか、本人からの依頼かはわかりませんが、収録後の彼女の笑顔であったり、ラフな衣装でのダンスシーン等イメージアップを図るかの様な構成でした。
そこまでしなければならない内容なら、出演しなければいいのに。とは思うものの、そう単純ではないんでしょうね。番組に出演するかどうかという事は。
番組の冒頭に、生徒が鬼教師に一致団結して対決していく軌跡とか何とか書いてありましたが、違う手法で、子供達が相手を思いやる気持ちを持つ過程を描いてもらいたい。
あれでは、物語のイントロの部分で、何かいやなものを刷り込まれている様で、後味どころか、見ているのが忍びないですね。作家や脚本家のもう少しテレビの影響力というものをしっかり認識してもらいたいものです。
戦争の悲惨さを訴えるのに、戦闘シーンを撮るのとは全く違っているはずです。勿論戦闘シーンのリアルさを肯定している訳ではありませんが…。それでも問題視去れるわけですから、それより酷いとしか言えません。
最後に行き着きたいテーマがあるのなら、違うアプローチを是非お願いします。